おしゃべりな脳みそ

脳内が多動

形あるもの

今回は、eriさんの素敵な記事↓を読んで思い出した、初めての賞与にまつわるお話です。

01_左腕に巻く、時計という名の鎧 | mokulen

私の初めての賞与は、今の会社でまだバイトだった私に「頑張ってくれてるから、賞与を出したい」と言って、社長がくれた5万円でした。

社長の気持ちが嬉しくて、せっかくだから形あるものに残したいと思って買ったのが、このネックレスです

f:id:nagamurut:20190326224809j:image

TOMORROWLANDで買ったこと、使われているのがダイヤだという事しか覚えてないけど、小さなトップの存在感のなさ(言い方…)が今でも大のお気に入りです。

イヤリングはシーズンごとにプチプラで買い足していますが、ネックレスと指輪は少し奮発して長く使えそうなものを選んでいます。指輪は右手の中指に付けるのが好きです。バランス的に。

f:id:nagamurut:20190327132932j:image

イヤリングは落とした時のショックが大きいので、高いものに手が出せずにいるんですが、プチプラでもオシャレで可愛いものに出会える時代になって、本当に楽しい。

 

今の会社で働き出して、もう10年以上、とても長い年月が経ちました。

大学を出た年の秋、事務のバイト募集を見て面接に行った会社は、書類やカタログがとっ散らかっていてタバコくさい、とても小さな会社でした。

部長がその面接で気に入ってくれて「絶対この子がいい」と言って採用してもらえたことは、仕事に慣れた頃に、社長から聞かされて知りました。

少しずつ人が増え、拠点も増え、業務内容も複雑になっていきました。でも、私がやることなすこと「すごいね」「さすがだね」と褒めてくれるのが嬉しくて、率先して色んなことに取り組みました。

最初の仕事をクビになっていたこともあって、必要とされている事が嬉しくて、ちょっとやり過ぎなくらい頑張ってたな。

社長は、私がタバコの煙で目が痛くなってしまう事を知ると、部屋を分けられるように事務所を引っ越したり(手続きも準備もめちゃ大変だった…)、働きやすさをとても大事にしてくれる人で、最初の頃は口癖のように「この会社に足りないものは?」と聞かれていたのを思い出す。おかげでどんどん私にとって居心地のいい働きやすい職場になっていきました。

経費で保湿ティッシュ買ってくれるし、社長はとても優しい人だ。私は本当に運がいい。

社長が「社員にならないか」と言ってくれたことは、嬉しかったけど『こんなに居心地のいいところにずっといたら自分はダメになる、転職する前提で頑張ろう』そう思って、最初は断ってしまいました。

でもしばらくして、こんなに働きやすい職場を自ら辞める理由なんてあるか?と思い直して「やっぱり社員にしてもらえますか」と図々しくお願いして、今に至ります。

おかげさまで すっかりダメ人間になった私は、もはや他の会社で働ける気がしないので、会社が続く限りは ぬるま湯に浸かっていようと思います♨︎

待って…この話、面白いですか?大丈夫かなこれ

 

例によって話が脱線しましたが

きっと形に残さず、思い出に残る使い方をした人もいるだろう。

そんな初めての給与や賞与にある、人それぞれの思い出を、もっとたくさん聞いてみたいな と思いました。