美味しく減塩したい
わが家は必要に迫られ、かれこれ4年以上 減塩生活をしています。
私のツイッターをフォローしてくれている人の中に、ここまでの減塩が必要な人がいるとはとても思えないけど、美味しく塩分を減らすポイントについてまとめておきます。
むくみやすい人は、単純に塩分を摂りすぎている可能性があるので、減塩オススメです。
成人に必要な塩分は一日あたり6〜8gとされています(身長や体格によって異なる)
ところが、実際に摂取している塩分は10〜12gとも言われています。多くの人が塩分の摂り過ぎになっているようです。
わが家では医師の指導で、塩分を一日あたり6gに抑えています。単純計算で一食あたりの塩分は2gです。
まず、最も簡単な減塩は、減塩の調味料を揃えることです
これは最も簡単な上に、確実に減塩できるので、あまり頑張らずに減塩したい人はこれだけで確実に変わるので試してみてほしいです
私が減塩の調味料で揃えているのは
■醤油
■味噌
■コンソメの素
■食塩無添加の顆粒だし ※1
■塩 ※2
※ 1
本を読み漁っていて「減塩で盲点になる」とされていたのが『食塩入りの顆粒だし』でした。有名どころだと「ほんだし」は食塩入りで、1グラムあたりの塩分が0.42g、小さじ1で食塩約1グラム相当ですが、食塩無添加の顆粒だしなら小さじ1で0.04(0.96減塩できる、すごい)で、出汁の味はしっかり利くので、顆粒だしを食塩無添加にするのはかなりオススメです
私はこのシリーズを愛用しています
※2
減塩の塩?と思うかもしれませんが「やさしお」なら見たこと聞いたことがある人も多いと思います
そもそも、減塩で減らすべきなのはNa=ナトリウムです
食塩=NaCl
ナトリウムではなく、カリウムと結合させた塩化カリウム=KClを半分使用することで、Naを大幅にカットしつつ塩味を出しているのが「やさしお」です
(カリウムを摂取することになるので、カリウムの摂取制限をしている人は要注意)
更に減塩したい人にオススメなのが、辛味や香味、酸味のある調味料や食材の使用です
これらを使うと、塩分が少なくてもしっかり味を感じられて、美味しく減塩することができます
■辛味
唐辛子
わさび
■香味
ニラ
ネギ
にんにく※
しょうが※
バジル
胡椒
大葉
カレー粉(食塩無添加)
※ にんにく、しょうがともにチューブは食塩を添加しているので、素材をそのまま使うのが減塩になる。にんにくは冷凍保存、しょうがはある程度切ったものを水に入れて冷蔵保存してます。水は2、3日で変えます)
■酸味
酢
ワインビネガー
レモン汁
トマト
正直、これら一つも使わない料理の方が難しいですが、積極的に使うことでより減塩することができるので、知っておくと減塩が捗ります
特に酸味のある調味料や食材を使用すると、かなり少ない塩分で充分に味を感じることができます。ワインビネガーとバルサミコ酢は風味も変化するので減塩生活に欠かせない存在です。
次に、角度を変えて調理における減塩のポイントです
調理の際に意識していることは「食材の表面に味付けをすること」です
味を染み込ませた料理は全体の塩分量が増えてしまいます
ですが、味を感じるのは舌に触れた部分です
表面に味付けすることを意識すると、味わいを損なうことなく、全体の塩分量を減らすことができます
唐揚げも生姜焼きも下味はつけないし、タレにつけておくことはせず、加熱する直前に味付けをします
そして、わが家で煮物の類はほとんど作りません
ざっとこんなもんですが、上記の全てをやれば、外食を塩っぱく感じるほど、舌が塩分に敏感になります(笑)
なので正直言うと、病気じゃない限り、ほどほどに取り入れて減塩するのが一番いいと思います。
塩分を過剰に摂取すると、身体の塩分濃度を保つために、人間の体は水分を蓄えようとします。これが、むくみの原因になるのです。
少し減塩を取り入れることで、身体にたまっていた水分が流れて、身体が軽くなると思います。
気になった人は、ぜひ生活に取り入れてみて下さい。
本当は食材に含まれる塩分もあって、例えば卵は一個あたり多いと0.2gの塩分を含んでいるし、肉も100グラムで大体塩分0.2gはある。魚はもっと塩分を含んでいて、細かいこと言うと野菜も塩分を含んでいるし、言い出すとキリがないんですけど、これは健康な人には必要のない話です。
でももし、健康に問題があってこの記事を読んだ人がいたら、私は力になりたいです。