プロフェッショナル、とても楽な気持ちで観ることができる番組だった。
発達障害を扱う番組も最近では珍しく無くなった。ただ、発達障害の人が持つ特別な才能にフィーチャーする形で番組が構成されている事が多いなと感じる。
そのたび私は、発達障害を抱えてはいるものの、特に秀でたものもなく、ただ日々を無事に送るための努力を続ける人々に想いを馳せる。
私自身もその一人だと自覚しているからだ。
(もちろん、生きづらさは発達障害だけのものではない、というのはとても強く感じるところではある)
この記事に書いた通り、私は日々を送るだけであらゆる工夫が必要で多くのエネルギーを消耗してしまう。いやはや燃費が悪い。
一日の終わりにベッドに横になって、今日も無事に終わった…と安堵する。
おそらく、自分もいつか特別な才能を開花させられるかもとか、少しでも発達障害への理解が深まるなら、など何らかの希望を持って番組を見守る人もいるだろう。
けれど、あの手の番組で自分との違いを感じ、ツラくなる人が相当いるだろうな、と私は勝手に思っている。
だからと言って私に何ができるわけでもないのだけれど、自分の事を褒めちぎって、心がチクチク痛むのを和らげてくれたらいいなと思う。本来感じる必要のない痛みから解放されてほしい。
自分を褒めるのが苦手な人には、私から賛辞を贈りたい。
頑張ってるのえらい。
頑張らなくても生きてるのえらい。
そこにあるだけであなたはすごい。
深呼吸は息を口からしっかりはいて、鼻から吸うのがおすすめですよ。自律神経を整えます。
今日はお疲れ様でした。
明日も無事に過ごせますように、きっと大丈夫。