おしゃべりな脳みそ

脳内が多動

for a decade

先日、夫と入籍して10年の節目を迎えた。

私「あ、今日あれじゃん。10年だね」

夫「おめでとう」

私「パンパカパーン」

と ふざけた会話をしたあと、馴染みのレストランに食事に行く約束をした。年に一度の 好きなものを好きなだけ食べる日だ。でも今年は術後の検診が終わってからだな。

入籍当時、大好きだった水嶋ヒロが事務所への報告なしに、絢香と入籍していたことが世間を騒がせていた。あれ、2009年だったんだ、あの夫婦も10年か。おめでたいな。

今も水嶋ヒロのお顔は大好きです。うちの夫は長岡亮介そっくりです。星野源の後ろでギター弾いてる人、知ってますか?いや、ちょっと待って…これなんの話?

 

結婚式も、引越しも、2回目の引越しも、あの日もこの日も、私たちの大事な日には とにかく雨が降っていた。

ただ唯一、入籍したあの日だけは見事な快晴だった。そういえば、今年も仕事してるのバカらしくなるほどに晴れていたな。

青空をバックにした市役所の画を、今でもよく覚えている。本当にあれは10年も前のことなのか。

そう思って、じっくり思い返してみた。

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土日に夫の仕事を手伝って、週休ゼロだった頃のこと(アドレナリンかな怖いな)

不妊治療してたこと

家を買って、犬を飼い始めた頃のこと

夫の病気が見つかった時のこと

不妊治療をやめると決めたこと

終わりのない食事管理に苦しんで、別れたいと思っていた頃のこと

それぞれの仕事を続けると話し合ったこと

今は、この人と共に生きていたいと思っていること

 

こうしてみると、やたらとドラマチックに見えるけれど、当の本人は日々を生活するのに必死だったので、淡々とこなしてきた実感しかない。

色々な感情に心を揺さぶられたこの10年、楽しいばかりではなかったけれど、全部ひっくるめて、夫と結婚してよかったなと思う。夫じゃなければ成立しなかった。

私は、初めて二人で食事した日に、隙をみて会計を済ませた夫に「あなたとは対等な関係でありたいから、次は私に払わせてね」と笑顔で言うような女だけど、夫は夫でそれを「ほんと?助かるー」と笑って受け取るし、最終的にそういう女を選ぶ人なのだから、多分 私たちは気が合う。

 

嫌になったらやめればいい、とは思っているけれど、今の私はなんとなく夫といるわけではなく、確かな意志を持って共に生きることを選択している。

先のことはわからない。

けれど、今 私が笑っているのは夫と犬のおかげであることは間違いない。

うちの犬、感情表現が上手でとっても可愛いんです。犬なのに地団駄ふんだりして笑わせてくれます。私にとっては二人とも、同じ方向を目指す同志のような大切な存在です。

あーご飯食べに行くの楽しみだな