おしゃべりな脳みそ

脳内が多動

ペットショップで犬を買わないと決めている

 

今うちで飼っているチワワは、ペットショップで買った

確か、23万くらいだった

レシートに書かれた「スムースチワワ×1  23万」が当時はなんだかおかしくって笑ってしまった

けれど、犬猫の生体販売は全然笑い話なんかではない

私はもうペットショップでは犬を買わないと決めている

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「パピーミル」という言葉を知っていますか

日本語にすると「仔犬工場」と呼ばれていて、画像検索してみると 目を覆いたくなるような画像がたくさん出てくる

通常、ブリーダーは虚弱体質や遺伝性疾患をかかえるリスクなどを考えた上で繁殖させる犬を選ぶ

しかし、パピーミルでは先天性疾患もお構いなしに無理な繁殖を繰り返す

うちのチワワは動物病院の検診で「心雑音がある」と言われ、去勢手術の際にエコーなど詳しい検査をしてもらった

幸い今のところ大きな疾患は見当たらないものの、老齢化したら充分に注意が必要になってくるだろうと言われた

医師によると、心雑音はチワワによく見られる所見らしい

その他、外れやすい関節の形状、大泉門開存という頭蓋骨の穴(=衝撃に弱い)など様々な所見が見られた

これらも、無理な繁殖がもたらした弊害と言われている

 

愛犬に心雑音があったことは、幼い頃から当たり前に犬と生活してきた私にとって大変ショックな出来事だった

怖くなって犬の心雑音についてネットで調べまくった。その中で偶然出会ったのが「パピーミル」だった

そこには、満足な食事も与えられず、ただ仔犬を産ませるためだけの劣悪な環境で生きる犬たちの姿があった。

言葉を失った。

悔しくて泣いた。

現実を知った私はその時「もうペットショップで犬を買わない」と決めた。

パピーミルの仔犬が行き着くのはペットショップだ。

生体販売による衝動買いは無責任な飼い主を生み出し、安易な飼育放棄によって保護犬、保護猫が殺処分されている。

その現実は無視できない。

私はパピーミルを根絶する為に、ペットショップの生体販売をなくすべきだと思う。

 

ペットショップで買わないとなると、犬猫を迎え入れたい時はどうするか

わが家の生活スタイルからすると、保護犬を迎え入れる条件を満たすのは難しい。

ということは、私が新たに犬を飼うなら、ブリーダーから譲り受けるという選択になる。

保護犬以外にも、選択肢はある。

私一人が「買わない」と決めていても、大きな変化につながらないことは、よくわかっている。

なので、ここに簡単ではあるけれど、まとめておく。

 

もちろん、ペットショップにいるすべての犬猫がパピーミル出身というわけではない

けれど、そういう犬猫がいることを知ってほしい

ペットショップの犬猫の向こうにある、悲しい現実をみんなが知って、衝動的に犬猫を買う人が一人でも減りますように

悲しい保護犬、保護猫が一頭でも減りますように

これは、そのすべてにつながる大切な話だと思っています

生体販売がなくなったら、この悲しい現実は大きく変わるはずです