イギリス人や映えに固執する人を嫌いになる前に、ちょっと読んでほしい
私も昨日例の番組をリアルタイムで観ていて疑問に思ったので
イギリスの黒猫の件、根拠があるのか調べました。ヨーロッパにおける黒猫への偏見についても。
で
4年前の、イギリスで黒猫が捨てられる数が増えたという記事を見つけた。
これです↓
写真うつりが悪いから?イギリスで捨てられる黒猫たちが急増 : カラパイア
まず、これ…からぱいあの記事だから、その時点でちょっとなぁ…
しかも、この記事は4年前のものです。
4年前ってセルフィーって言葉が流行った頃でしょうか。
記事内の「今年は特に黒猫が多い」という、保護してる協会担当者の話が番組で「急増」と、ふわっと誇張されていること(この記事もそうだけど)
記事内の「写真うつりが悪い事が一因ではないか」という担当者の推測が、番組では「インスタ映えしないから」という確定事項にすり替えられてること
この辺りなんて嘘を付いてるとまで言えない感じが、番組制作者が上手いこと視聴者の怒りを煽ってるなぁと思う
元々、イギリスでもヨーロッパでよくある偏見によって黒猫はよく捨てられていて(イギリスの一部では黒猫は幸運の象徴とされているけれど、偏見は根強いそうです)、保護してもなかなか引き取り手がなく、黒猫が虐待の対象になりやすいことから、協会も貰い手探しに苦慮しており、この記事が書かれるよりも前に黒猫の日とか作ったり、色々と頑張ってるみたいです。
最近では「イギリスやフランスで黒猫ブーム」なんて話もあるし、まぁ「写真うつりが原因で捨てる」が現在進行形で起きてるわけじゃないなら全く問題ないというわけではないけれど
個人的には今回の黒猫インスタの件は、番組制作者に躍らされてる感じあると思う
イギリスというか、ヨーロッパで捨てられる黒猫の問題の本質は「インスタ映え」ではない
なので
一旦、落ち着きませんか
(これは犬ですが)